人外アンソロジー『jiminy』 COMITIA99【え26a】にて頒布

2月5日のCOMITIA99にて人外アンソロジー『jiminy』を頒布いたします!
というおめでたいご報告とともに久しぶりにブログなんかを書こうと思います!やんややんや
創作活動時の相方である羊さんがものすごく頑張ってくださいまして無事に出そうです。ありがとうありがとう!
★詳細はこちら→JiminyklŠO‚ðƒe[ƒ}‚É‚µ‚½¬àE–Ÿ‰æEƒCƒ‰ƒXƒg‚̃Aƒ“ƒ\ƒƒW[l’mƒTƒCƒg
入稿とかは私がやったので全員の原稿を読みましたが誰一人かぶってないというすばらしさです。話も多種多様。アンソロに参加している人たちはみんなわりとなんだかんだで付き合いが長いのですが、あれだね、みんな持ってるね、作家性!「らしい」作品ばかりでそこもちょっとグッと来てしまいます。ニコニコ。是非ともいろんな方に読んでいただきたいです。宜しくお願いいたします。
そして入稿を私がやった事により起こりうる事故みたいなのがグルグル回ってあまりよく眠れません。無事にできますように…。



なんとなく、表紙のメイキング的なものを書こうと思います。


【まず始めに】
人外アンソロ作ろうよっ!と羊さんと盛り上がり、作ろう作ろうという話になる。
すかさず「表紙は私が書いていい?」と、持ちかける。描きたがりな年頃。
※この辺で既に『あの人に色を塗ってもらって憧れのコラボレーション』という夢は見ておきます。いくらでも見ようじゃないか。叶うのが楽しみだよ。はじめの一歩の7巻とか何回読んでも泣いちゃうね


【ラフのラフ/どんなふうにしようか考える】
いつも持ち歩いておりますノートにとりあえずこんな感じ〜と、描きます。

ざっくりこんな感じで、あとはなんかこういうの書こう、というのを上の方にメモったりします。


【ラフその1】
想いの丈をぶつけるような気持ちで。シャーペンの芯は2Bです。手が汚れるの、なんの。

この時が線も多いし勢いがあってなんか一番いい感じです。こんなのが表紙だったら超可愛いかもしれない!ともっともテンションのあがる時です。夢ひろがりんぐ。


【ラフその2/ボールペンにて】
線が多すぎてペン入れできない!と、よく後悔するので、トレス台を用いて軽くペン入れをします。一枚絵の時なんかはこの行程を挟みます。省略する事もしばしば。やらなくてもそれなりになんとかはなります。

線がきれいになると絵の粗が目立つもので、この時に最も「これ表紙?まずいかもしれない。みんなごめん」と焦っています。同時にちょっとやる気なくなります。2、3日寝かせる事もしばしば。


【ペン入れ/ゼブラのGペンが私の友だち】
荒木飛呂彦先生はゼブラのGペンしか使わないらしい!という情報を入手したその日からこれ以外使わなくなりました。先生と同じペンを使うだけで私は絵がうまくなると思っていたのかなあ。あまり変わりませんが、好きです、Gペン。NIKKOのGペンはじゃじゃ馬であるというのが友だちとの間で定説です。ペンホワイトとか使う時は、いいね!

線に強弱がつき、若干可愛いかも…てな気持ちになればこっちのものですね!普段ならばここからベタ→ホワイトという過程に入りますが今回はここが違う!


【色塗り/持つべきものは友だち】
完成したものがこちらです!
【COMITIA99】「人外アンソロジー『Jiminy』」/「ひらさわ」のマンガ [pixiv]
大体こんな感じで、あんな感じで、任せる、好きにしちゃって。って、お友達のでこさんに線画ぶん投げます。あがってきたものを見て「タイトルは手書きで!」とか色々言って、完成したものがこちらです。何も言わずとも汲み取って、いつでもすてきにしてくれるのだ、でこさんというひとは。夜空のテクスチャとかさすがの一言です。ありがとうございます!そんなでこさんもアンソロには参加しておりますので是非お手に取っていただけると嬉しいです。

というわけで表紙、ほんと素敵に出来たので、本になるのが楽しみです。人の力!